ゴールデングローブ作品賞ノミネート作 AppleTV+オリジナルドラマ「ザ・モーニングショー」シーズン1 最終話 あらすじ&感想

こんにちは、海外ドラマ大好き歴約20年のハムティティです。

今回は朝の情報番組の裏の世界を描いた「ザ・モーニングショー」シーズン1最終話を紹介します。

なんとこの作品はゴールデングローブ作品賞にノミネートされたそうで、ますます注目度の高い作品となってしまいました。

しかも、11月2日に配信サービスが開始され、開始の年にノミネートされるのは初めてのことらしいですよ(@_@)

なかなか切込みがエグく、昔から根強くある社会問題を取り上げてますから、世間もこの作品を評価してくれたんですね!

そしてまたしかも、ダブル主演であるジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーンも女優賞にノミネートされているということで、ダブルおったまげです(@_@)(@_@)

自分が推している作品がノミネートされるってかなり嬉しいですね(*'▽')

話はそれてしまいましたが、本題に戻りまして、ついにシーズン1最終話となってしまいました。

ブラッドリーたちはミッチのインタビューに振り切るのか?

それともアレックスたちが阻止するのか?

はたまたマギーがジョーカーを出して万事休すか???

最終話!見ものです('◇')ゞ

ネタバレあります

海外ドラマ「ザ・モーニングショー」第10話

「ザ・モーニングショー」シーズン1の登場人物

・アレックス・レヴィー(ジェニファー・アニストン)→ザ・モーニングショー(朝の情報番組)のキャスター

・ブラットリー・ジャクソン(リース・ウィザースプーン)→地元のジャーナリストだったがザ・モーニングショーのキャスターに任命される

・ミッチ・ケスラー(スティーヴ・カレル)→元ザ・モーニングショーのキャスター

・チャーリー”チップ”・ブラック→ザ・モーニングショーのプロデューサー

・コリー・エルソン→報道局長

・フレッド→局のトップ

・ヤンコ→ザ・モーニングショーのキャスター、クレアと付き合っていた

・ハンナ→ザ・モーニングショーのスタッフ、ミッチと昔肉体関係を持ってしまった

・クレア→ザ・モーニングショーのスタッフ、ヤンコと付き合っていた

・マーロン・テイト→チップの後任者予定の人

・レナ→モーニングショーのスタッフ

「ザ・モーニングショー」シーズン1最終話のあらすじ

後任者マーロン

アレックスはマーロンと会う。

新たにやっていくためには新生アレックスが必要だとマーロンは話す。

ミッチの証言

ブラッドリーとチップ、コリーはミッチの家に行き話をする。

ブラッドリーは証人は誰なのか聞くと、ミッチは「ハンナ」と返事する。

みんな驚きの表情だったが、チップはあの時だからハンナが昇進の話があったのかと納得の様子。

ミッチはハンナと寝たがまさか利用されているとは思わなかったと話す。

ブラットリーは「この問題は焦って進めるような問題ではないもっと慎重に進めるべき」と話す。

チップ「向こうは内部調査の結果を先に出されたら、僕の首が飛んで終わりだ」

コリー「チップが正しい、今は出来るだけ早く手を打つ必要になる、

この計画を知っているのはこの4人だけだったのに、ブラッドリーがアレックスにも話してしまったから今すぐ動かないと俺たちが捕まる」

ブラッドリー「でもハンナと話さないと、、、」

ジョーカーのマギー

マギーとフレッドはレストランで会う。

マギーは「実はUBAの上層部を調べた記事がもう少しで書き終わるの」と話す。

フレッドは困惑した表情を浮かべる。

マギー「やるからにはコソコソと動いていきなり出すなってことはしたくないから」

フレッド「マギー、いつだって君をサポートしてきた」

マギー「私じゃなくても誰かがやった、だって300億ドルのメディア企業が社内のセクハラ問題の対処に困っている

フレッド「心配なのは私の名が汚れる事だ」

マギー「あなたがこの記事でどうなるかはわからない、

あなたにはどうすることもできないの、

起きたことは消せない、あとは記事になるだけ」と言いその場を去る。

ハンナに再び昇進の話

ザモーニングショーのオフィスではみんなそれぞれが意識してしまい、なんかぎくしゃくしている。

ハンナにはマギーから「例の件で連絡がほしい」とメールが来ていた。

そこにハンナに電話が。

電話の相手は ”UBA365”をやっているコルビーという人物で、退職するプロデューサーがいるからその代わりに人事がハンナを薦めてきたからロスに来ないか?という大出世の話だった。

ハンナは今は忙しいからと電話を切った。

壊れていくハンナ

ブラットリーはハンナを楽屋に呼び、話をする。

話の内容はインタビューの件。

ハンナはミッチ、マギー、そして今日の電話の件で「もうなにもかも関わりたくない」と話す。

ブラットリーはUBAがハンナを昇進させようとしている事に驚く。

ブラットリーは「UBAはあなたを黙らせようとしている、

そういう体質をここで変えるべきよ」と話す。

ハンナ「そんなのどうだっていい、かってにイメージキャラクターにしないで」と怒ったようすで出ていく。

時間がないチップ

チップにフレッドから「4時に会いたい」と連絡があったと話される。

感づいた表情のチップ。

チップは仲間たちに遠回しに部下たちを褒め、感謝の言葉を述べる。

ハンナのインタビュー

一度は断ったハンナだったが、ブラッドリーと会い、話す決心をした。

ブラットリーは許可を得て、会話を録音する。

ミッチと何が会ったかと、心境を聞く。

ハンナは ”あの時” のことを涙を浮かべながら話す。

ハンナに対し、「大丈夫か?」と聞くが、

ハンナは「私はアシュリーとは違う!あの時のせいで壊れてしまった」と発狂しながら話す。

感情の想いを吐き出すハンナ、、、。

それを見てブラットリーは「私が間違ってたインタビューはやめた方がいい」と話す。

ハンナ「だめ、大事なことだからやって!、お願いだから、黙ってさっさと出てって」と言う。

一人で泣くハンナ、、、。

金で解決しようとするフレッド

フレッドとアレックスはフレッドのオフィスで話す。

アレックスは今回の事はチップを辞めさせるのはやりすぎじゃないか?と話す。

しかし、フレッドはそれは許さないと話す。

ブラッドリーには多額の解雇手当を払うと。

アレックスは「無名の彼女を引っ張り上げたのは私だから、面倒見てあげないと」と話す。

チップ解雇通告

フレッドのオフィスにチップが行く。

フレッドは「内部調査の結果が上がってきて、君がセクハラ容認の環境は君の容認であると、

その証拠が沢山記されていた」と話す。

チップ「ふざけたことを言っていると、蹴り飛ばすぞ」

フレッド「勝手にしろ!君を解雇する!

明日の朝調査の結果とともに正式に発表する。

それともう一つ、指示を無視して雇われ消防士のネタを放送しやがって!」

チップ「一体誰のおかげでその家を買えたと思っているんだ!

あんな家俺にも燃やせるんだからな!」と捨て台詞を吐いて出ていく。

急ぐチップ

チップにブラッドリーから電話が来る。

ブラッドリーはハンナとのインタビューが取れたことを話すと、チップは明日それを放送すると話す。

ブラッドリーは明日は早すぎるんじゃないか?と言うが、わかったと返事する。

ハンナを心配するクレア

クレアはハンナに留守電を入れる。

昨日ハンナに起こったことを謝り、ちゃんと会って話したいと話す。

追い詰められる二人

ブラッドリーの部屋にチップが行く。

チップはクビになったから明日は局に行けないと話す。

ブラッドリーはチップ抜きでなんて出来ないと言う。

チップ「これはモラルを守るためだ、絶対やろう!」

ブラッドリー「やるのは私!あなたはもういない!分かる?

この計画ってもうここまでくるともう正気の沙汰じゃない!?

これだけは言わせて、私が彼女を引きずり込んだ、彼女は追い詰められて苦しんでる!

でもみんなフレッドを潰す話ばかり!彼女を誰も気にしてないの!?」

一度冷静になる二人。

ミッチに最後通告

ミッチの家にコリーが訪れる。

コリーは「君はハンナに利用されたと言っていたが、ちゃんとわかっていないようだから、

自分が犠牲者のように振舞うのをやめてほしい」と話す。

コリー「もし君の立場なら明日を ”贖罪ツアー” の初日と考える。

すべてうまくいけば、3日後私は運営者になるそこで流すのは私の好きな曲だけだ。

すべて明日だ。白状しろ。でなきゃ終わる。」

と言い、コリーは出ていく。

ハンナの最後の動き

ハンナは昇進の話を引き受けるため、留守電を入れる。

チップの作戦

チップはレナに明日こっそりチップをスタジオに入れてほしいとお願いする。

彼女に作戦を詳しく話し、レナに了解を得る。

ハンナの最後

クレアはハンナの自宅に会いにいく。

ベルを鳴らしても出てこない事を心配し、中に入ると、、、ハンナは倒れている、、、

ハンナが亡くなった

翌日、放送前フレッドはみんなの前でチップのクビの件を話す。

その演説中ブラッドリーの電話にクレアから緊急の電話が入る。

みんなの前でマーロンが紹介される。

クレアの電話を出る。

クレアは泣いている、、、。

ハンナが薬の過剰摂取で死んだと話す

その言葉を聞いて、演説の中に思い詰めた顔で割り込んでいくブラットリー、、、。

ブラットリーはみんなにハンナが亡くなったことを伝える。

大きく動揺するみんな、、、。

フレッドは「今はみんなで偲ぼう、ハンナは大切な仲間だ」と言うが、その姿をブラットリーは睨みつけ、呆れた表情でその場を去る。

計画中止

ブラットリーはチップにインタビューはしないとチップに電話し、ハンナが死んだと話す。

このまま話したらハンナが死んだのは私たちのせいになってしまうと説明し、チップは承諾する。

説得

ブラットリーはアレックスの楽屋に行く。

ブラットリーは荷物を持って、もう辞めると伝える

今日の秘密の作戦の事も全部話す。

彼女の記憶の蓋を開けてしまい、自殺に追い込んだと話し、出ていく。

それを追いかけるアレックス。

ブラットリーは私は最低な女!と言うが、アレックスも「私もクソフレッドに助けを求めに行ってしまった、あなたをクビにしたくて!」と白状する。

でもアレックスはハンナのことは知らなったと言う。

ブラットリー「フレッドとミッチが同盟組んでいたことも知らなかったの?」

アレックス「ここまでだったとは知らなかった、、、」

ブラットリー「もう無理、、、、」と強引に去ろうとする。

それをアレックスが引き留めようと「私だけじゃ無理!」と止める。

そこに一般人が写真を撮ってほしいと乱入するが、アレックスが「私は空っぽ!」と怒りを一般人にまでぶちまける!

それを見てブラットリーが止めに入る。

ブラットリーは今日だけと局に戻る。

コリーの説得

戻ったところにコリーが待っていて話す。

コリー「ショックを受けたのは分かるが、番組は続けろ。

君には局のトップに対抗できるネタを持っているのにやめるのか?

ジャーナリストしての純粋さを保つため、失望するたびよそに移っていくのはやめろ。

逃げたところで何も変わらない。

ここに残って戦え!ブラットリー・ジャクソン」

チップの抵抗

チップはミッチに計画は中止だと話す。

チップは「何か言いたいことはあるか?正当化したいんだろ?」

と言い、ミッチを殴る!

ミッチにマウントし、タイムズ社に情報を流したのは俺だ!とミッチに言う。

ミッチはチップをマウント仕返し、チップを殴る。

ミッチ「そんな、、、うそだろ、、、」頭を抱える。

元のさやに戻る

クレアは局でヤンコの所にいき、ハグする。

チップの告白

チップはミッチの家を出た後、アレックスに電話する。

タイムズにリークしたのは自分で、自分には君が必要だったと話す。

真実の暴露

番組が始まる前、マーロンはアレックスとブラットリーに「どんなに辛いかわかる、ハンナの為にやってやる」と言うと、アレックスはマーロンに水をぶっかける。

アレックス「やるしかないのよ、、、」

本番が始まる。

アレックスは言葉に詰まりながらしゃべる、、、。

ブラットリーにしゃべるのを交代してと指示を出す。

アレックスが席を立ってしまう、、、裏ではアレックス大丈夫か?と心配する声、、、。

ブラッドリーは放送を続けるが、アレックスは歩き回り、変な動きをする。

アレックスに座れと指示が出るが、「嫌とよ、座るもんですか」と本番中にも関わらず声を大にして言ってしまう。

アレックスがブラットリーの原稿読みを遮る。

アレックス「ハーイ、失礼、私たちは偽善者でした。

それはもちろんニュースのことではなく、私たち自身の事です」

裏には別の映像を流す準備を始める。

アレックス「いつも真実を語っていません、これっぽっちもね。

ようはここは皆さんが思っているところとは違い、悪いことが起きているんです。」

ブラッドリーは小声で「やる気なの?」

アレックス「ええ、あなたは?」

ブラッドリー「手短に真実を伝える、急ごう一分で切られる」

マーロン「映像を流せ!」

コリー「無視するんだ、このまま写し続けろ」

アレックス「私たちの局について伝えたいことがあります。」

ブラッドリー「フレッドこそが、局でのセクハラを訴えた女性たちを黙らせた中心人物だと考えています。」

それをオフィスで見ていたフレッドは「やめろ!よせ!」とオフィスを飛び出す。

ブラッドリー「UBAは何も問題なかったと発表しているが、これは事実と異なり、大半がデタラメです」

アレックス「すべてがデタラメなんです。私はこれ以上嘘をつく気はありません。

私たち全員がそのつもりです。ここでのセクハラを辞めさせなかった責任は私には同様にあります」

ブラッドリー「2017年10月1日ミッチ・ケスラーは恐ろしい虐殺を取材する為ラスベガスへ行きました。

彼はそこである女性と関係を持ちました。

彼の部下である若い女性と、、、」

フレッドが、報道室に着くが、扉に鍵を掛けるスタッフ。

その姿に手をふるコリー。

アレックス「フレッドは、恐怖と沈黙がはびこる文化を支配した。

それはあらゆるものにも浸透し、この番組にも及びました。

ずっと見てきた!女性たちにどのように影響するか!

けど止めなかった。私は成功してたから!

弁解の余地もないと分かっていますが、多くの方に謝罪します。

特にある人物に。私はとても不公平なことをした心から謝ります。

間違いを正すために何でもするつもりです」

ブラッドリー「権力の乱用や組織の腐敗は根絶すべきです。

沈黙の文化を許すことは出来ません。」

アレックス「もっと2カメ近くによって。

フレッドのような人間は沢山いますが、私やブラットリーのような人はもっともっといるんです。」

ブラットリー「声を上げましょう。フレットやミッチの様な人に、、、」

ここで映像が切り替わる、、、。

呆然とするミッチとチップ、、、。

「ザ・モーニングショー」シーズン1最終話の感想

誰が予想した!この終わり方!

まさか最後はブラットリーとアレックスがタックを組み暴露しちゃうとは、、、。

最後はすっきりして終わると思っていたけど、こんなスッキリの仕方だとは思っていませんでした。

ベテランであり、放送中はいつも冷静だったアレックスが取り乱し、暴露を始める。

こんなの実際にあったらお口あんぐりですよね(=_=)

カッコよかったあの二人、、、。

ハンナもまさかあんな終わり方しちゃうとは、、、。

結構取り乱してたから、危ない方向に行きそうな予感はしてたけど、まさか自殺とは、、、。

男性にとっては大したことないと思われることも女性にとってはこの手のことはそれだけ大きいって事です。

この番組は世の企業の上層部だけでなく部下を持ったそこそこの地位を持った人にも見てもらいたいと思います。

女性の社会進出を間違ったとらえ方だけはしないでもらいたいです。

いろいろ考えさせられる良き作品だったと思います。

放送が遮断されて終わりだったので、みんながその後どうなったのかはシーズン2までおわづけになっているので早くシーズン2が観たいですね(@_@)

すっごく楽しみです(*'▽')

最後に

この作品はAppleTV+にて視聴出来ます。

月額600円で、しかも新しいiPadやiPhone、Macを買えば1年間無料だそうです。

まだまだ作品数は少ないですが、、Appleが大金をはたいて開始したサービスですので、出演者も豪華ですし、制作費もとんでもないことになっているみたいのですので、大注目であることは間違いないです。

ぜひ視聴してみてください。

この作品のおすすめ度 4.3 / 5 点

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